東京リベンジャーズはヤンキー漫画で有名な作品というのをご存じの方も多いでしょう。
漫画ジャンルでは、SF(タイムリープ)、バトルアクションとなっており、主人公が何度もタイムリープを繰り返し、未来を変えていくストーリーとなっています。
アニメ化や実写映画化もされているような大人気作品ですが、では原作となる漫画では何巻何話まで読めるのでしょうか?
また、漫画では番外編もありますので、番外編も含め詳しくご紹介します。
東京リベンジャーズは何巻何話まで読める漫画?
東京リベンジャーズは、すでに完結している漫画となっており、現在31巻まで読むことができます。
よって31巻が最終巻となり、全278話が最終話となっていますので、1巻の1話から278話まで読めるのです。
また、電子書籍ではフルカラー版も存在しており、カラーでの迫力あるシーンを楽しめます。
フルカラー版は通常のモノクロ版に比べて少し高価となりますが、その分の価値がある仕上がりです。
東リベ:各巻の発売日や収録話
- 1巻:2017/05/17(1話~5話)
- 2巻:2017/07/14(6話~14話)
- 3巻:2017/09/15(15話~23話)
- 4巻:2017/11/17(24話~33話)
- 5巻:2018/02/16(34話~42話)
- 6巻:2018/04/17(43話~51話)
- 7巻:2018/06/15(52話~60話)
- 8巻:2018/09/14(61話~70話)
- 9巻:2018/11/16(71話~79話)
- 10巻:2019/01/17(80話~88話)
- 11巻:2019/03/15(89話~97話)
- 12巻:2019/06/17(98話~107話)
- 13巻:2019/08/16(108話~116話)
- 14巻:2019/10/17(117話~125話)
- 15巻:2019/12/17(126話~134話)
- 16巻:2020/03/17(135話~143話)
- 17巻:2020/05/15(144話~152話)
- 18巻:2020/07/17(153話~161話)
- 19巻:2020/09/17(162話~170話)
- 20巻:2020/12/17(171話~179話)
- 21巻:2021/02/17(180話~188話)
- 22巻:2021/04/16(189話~197話)
- 23巻:2021/07/16(198話~206話)
- 24巻:2021/09/17(207話~215話)
- 25巻:2021/12/17(216話~224話)
- 26巻:2022/02/17(225話~234話)
- 27巻:2022/04/15(234話~242話)
- 28巻:2022/06/17(243話~251話)
- 29巻:2022/08/17(252話~260話)
- 30巻:2022/11/17(261話~269話)
- 31巻:2023/01/17(270話~278話)
番外編:場地圭介からの手紙
「東京リベンジャーズ 場地圭介からの手紙」は、人気作品「東京卍リベンジャーズ」の番外編(スピンオフ作品)です。
主人公の一人である場地圭介に焦点を当て、彼の視点から描かれるストーリーが特徴です。
本編では語られなかった彼の過去や、東京卍會への思いが深く描かれており、ファンにとっては見逃せない内容となっています。
番外編:各巻の発売日や収録話
- 1巻:2022/11/17(1話~5話)
- 2巻:2023/01/17(6話~12話)
- 3巻:2023/05/17(13話~19話)
- 4巻:2023/10/17(20話~26話)
- 5巻:2024/06/17(27話~33話)
こちらの漫画は一応完結していないようですので、今後もシリーズ作品が発売される予定です。
2024/11/01日現在では、最終巻が5巻となっており、次の6巻の発売日は2024年の12月頃と予想します。
場地圭介の魅力をさらに知りたい方におすすめの一冊です。
ちなみに、他ではキャラクターブックという書籍も存在します。
キャラクターブックとは、作品に登場するキャラクターたちに焦点を当てた特別な書籍です。
キャラクターの詳細なプロフィール、作者からのコメント、さらに未公開の設定画やイラストなど、ファンにとって貴重な情報が読める書籍です。
よって、漫画のような形式ではなく、写真集のような形と思うと分かりやすいです。
キャラクターブックはキャラクターたちの魅力や背景をより深く知ることができ、作品を一層楽しめる内容となっています。
アニメは何話まで見れる?
東京リベンジャーズのアニメは、現在第3期まで視聴可能です。
第1期は全24話で、物語の序盤から中盤までを描いています。
第2期は全13話で、さらに深まるストーリーが展開され、主要キャラクターたちの過去や因縁が明らかになります。
第3期も全13話で、新たな敵やドラマが繰り広げられ、緊張感あふれる展開が続きます。
各シーズンとも見応えがあり、ファンにとっては必見の内容となっています。
ちなみに第4期も制作予定となっていますが、まだ具体的なことは公式サイトなどでも配信しておりません。
全巻買うといくらになる?
東京リベンジャーズの単行本は全31巻あり、全て購入すると合計で17,050円かかります。
また、スピンオフ作品「場地圭介からの手紙」は全5巻で、こちらは2,750円となります。
紙の書籍はコレクションとして魅力的ですが、電子書籍ならクーポンを利用することで、よりお得に購入することが可能です。
電子版は価格を抑えつつ、手軽に全巻揃えるのにおすすめです。
漫画「東京リベンジャーズ」の詳細
あらすじ:タイムリープする主人公
主人公の花垣武道は冴えない26歳のフリーターで、バイト先では年下の店長に叱られてばかり。
そんなある日、武道はテレビのニュースで中学時代の彼女である橘日向が、東京卍會という組織の抗争に巻き込まれて死亡した事を知ります。
とはいえ、そこまで深く考えていなかった武道はその日も普通にバイトへ出かけ、いつも通り年下の店長にバカ扱い。
どこで間違ったのかと自分の人生を後悔しながら駅で電車を待っていました。
その時、背後から忍び寄った何者かにより、武道は線路に突き落とされてしまいます。
迫る電車と確実な死を前に武道の頭を過ったのは、彼女だった日向と全盛期だった中学生時代の自分の姿。
そして気が付くと武道は12年前の中学生時代にタイムリープしていました。
訳も分からずその世界が走馬灯だと思っていた武道でしたが、徐々に過去の世界だという事を確信していくのです。
偶然出会った日向の弟である直人に対して12年後の7月1日に姉弟共に死んでしまう事を伝えます。
そして「姉ちゃんを守ってくれ」と言い残し、別れの挨拶として握手をするのですが、その握手がトリガーとなったのです。
ネタバレ:橘日向を救う為の戦い
本作は終盤まで、「どうやって橘日向を救うか」をテーマに物語が進んでいきます。
日向を救うには死の原因となっている東京卍會をどうにかする必要があり、武道は東京卍會の一員となり、なんとか未来を変えようと奮闘し続ける事に。
タイムリープのトリガーとなるのは日向の弟である直人との握手であり、頭脳面では現代で犯罪集団を担当する警察官になった直人。そして実行するのはタイムリープができる過去の武道。
この役割で2人はタッグを組んで協力して少しずつ問題を解決していきます。
最初のミッションは東京卍會のトップであるマイキーこと佐野万次郎との接触であり、早々に出会うどころか気に入られるようになるのです。
佐野万次郎を救う為の戦い
日向を救う為のタイムリープを繰り返していくうちに、武道はマイキーの中にある「黒い衝動」が大きな原因となっている事を突き止めました。
「黒い衝動」とは不幸や絶望によってマイキーを飲み込む呪いのような物。
兄の死、ドラケンの死、場地の死など、仲間の死によって蓄積されて行き、最終的に黒い衝動に飲み込まれ、現代で残忍な犯罪者組織のトップとなってしまいます。
つまりマイキーを救う事が未来の犯罪組織「東京卍會」の消滅、そして原因の消滅が日向の死の回避につながるという事に。
そのため物語の後半では、マイキーを闇から救い出すストーリーがメインとなっています。
漫画の見どころ:何度も繰り返すタイムリープ
東京リベンジャーズの見どころは、何といってもタイムリープで未来を変えていくストーリーです。
タイムリープや異世界転生作品といえば、本人以外は知らないケースが多いですが、本作では直人という協力者がいて、2人で協力しながら未来を変えていく事になります。
武道が問題を一つ解決するたびに未来は変わっていき「この問題を解決したら戻った時に未来がどう変わっているのか」というシーンが見どころです。
また、何度も発生する抗争で成長する武道も見どころとなっており、武道はタイムリープで過去に戻るたび、何かしらの事件や抗争に巻き込まれてしまいます。
武道自体はそれほど喧嘩が強いわけでなく、どちらかといえばヘタレキャラだったのですが、何度も抗争を繰り返すたびに度胸がついていき、東京卍會のトップであるマイキーからも一目置かれるようになっていきます。
こうして搾取される側だった不良の武道は、東京卍會で隊長になるまで大きくなり、最終的にはマイキーを救う側の人間にまで成長していきました。
感想:謎解き要素が多い漫画
東京リベンジャーズを読み終えて、こんなにも心動かされる漫画に出会えるとは思いませんでした。
20年近く週刊少年マガジンを愛読していたため、東京リベンジャーズも1話からリアルタイムで読んでいたのですが、喧嘩するだけでなく謎解き要素も多くあり、読めば読むほどハマっていく作品でした。
物語の軸はタイムリープとヤンキー文化という一見奇抜な組み合わせですが、その背後には友情、愛、自己成長といった普遍的なテーマが強く描かれています。
主人公のタケミチ(武道)が何度も過去に戻り、最愛の元恋人の日向を救うために奮闘する姿には目が離せません。
弱くても立ち向かう勇気、諦めずに何度も挑戦する姿勢には、本当に胸を打たれました。
フラフラと楽しくない日々を送っていた武道が、過去を変えたいという一心で生き生きと戦う様子は、自分の人生に刺激を与えてくれます。
また、東京リベンジャーズは誰が本当の黒幕なのかを探るミステリーに引き込まれるような漫画。
主要キャラクターの一人一人が個性的で魅力的であり、各キャラに対する感情移入も深まりました。
ヒーローとして描かれる武道の弱さと強さの両面を見ることで共感しやすく、感情の起伏が激しくなる場面も多々あります。
それが物語全体にあるドラマチックな要素を一層引き立てていると感じました。
そして、作者が以前手掛けた「新宿スワン」との関連性にも触れられており、同じ作者ならではの緻密なキャラクター構成が楽しめます。
過去と現在を行き来し、新しい未来を模索する武道とその仲間たちの冒険は、一時停止できないハラハラ感と感動に満ちています。
ヤンキー漫画としてだけでなく、現代版のタイムリープサスペンスとしても極めて優れている作品で、これからの展開も非常に楽しみです。
ただし終盤になるとマイキーがどんどん闇落ちしていき、マイキーファンには辛い展開が多かった印象です。
原作は終わってしまいましたが、まだまだ今後のメディア展開に期待できる作品です。
東京リベンジャーズは何巻何話まで読める?まとめ
東京リベンジャーズ」はすでに完結しており、全31巻278話で物語が終了しています。
また、電子書籍ではフルカラー版もあり、通常のモノクロ版より高価ですが、その分価値のある仕上がりです。
番外編「場地圭介からの手紙」もあり、これは主人公の一人、場地圭介に重点を置いたスピンオフ作品で、未完結で続巻が予定されています。
物語は主人公、花垣武道がタイムリープして過去に戻り、未来の悲劇を防ぐために奮闘する内容で、東京卍會のトップ、佐野万次郎(マイキー)を救うことがキーとなっています。
この過程で武道は困難に立ち向かい、成長していく姿が描かれます。アニメは第3期までが公開されており、第4期も制作予定です。