「チェンソーマンを買いたいけど、全巻まとめて買ったらいくらになる?」
「チェンソーマンは全巻どこで購入すれば安く買える?」
このような疑問を持っている人は多いでしょう。
チェンソーマンは販売している冊数については、そこまで多くありませんが、数十冊にもなります。
そこで、チェンソーマンを全巻まとめ買いすればいくらになるのか。
また、比較的安いサービスについて調査してみたので、出来るだけ最安値で買いたい場合の参考にしてください。
チェンソーマンを全巻揃えるといくらになる?
チェンソーマンは2024/07/18日現在、17巻まで刊行されている漫画です。
17巻あるので、いくらになるかは紙書籍と電子書籍によって違いがあります。
まずは紙書籍の場合、全巻でいくらになるのか紹介します。
ちなみに、新品の紙書籍はどのサービス(店舗)でも同じ値段です。
値段が全て同じ理由は、再販売価格維持制度というルールがあり、書籍などの商品に関して、出版社が定めた価格で販売することを義務付けられています。
この制度により、本屋が勝手に値引きして販売することが禁止されているので、全国の本屋で一律同じ価格となっているのです。
では、チェンソーマンは電子書籍だと全巻でいくらになるのでしょうか?
紙書籍と違って電子書籍の方が安くなっています。
やはり紙とは違って様々な経費を削減している分、電子版の方は安い形となります。
しかし、実は電子書籍はもっと安くなる方法があります。
それは、クーポンやキャンペーンを活用して安く買うことです!
電子書籍ストアが発行するクーポンやキャンペーンを活用すれば、チェンソーマンは全巻まとめ買いしても出費を抑えることができます。
そこで、以下にクーポンがお得になっているおすすめストアを紹介します。
ebookjapanはクーポンとPayPay払いが安い!
ebookjapanでは、クーポンとPayPay払いを利用することで、漫画を非常にお得に購入することができます。
特に「チェンソーマン」全17巻を揃える場合、このお得さが際立ちます。
まず、ebookjapanでは、70%OFFクーポンを6回利用できます。
このクーポンを使うことで、対象商品の価格が大幅に割引されます。
通常、17巻の定価合計は約8,013円ですが、ebookjapanでは2,404円安い5,609円で購入することが可能です。
買い方としては、1~5巻セットと6~10巻セットの「2,299円」をまずは分けて購入し、その後501円となっている14~17巻を単品で4回に分けて購入。
70%OFFクーポンは、上限が500円と決まっているので、結果2,404円引きが適用される、ということになります。
チェンソーマンでは、このクーポンを定期的に利用することで、定価から大きく値引きされた価格で全巻を揃えることができます。
さらに、毎週金土日に開催されるPayPay払い対象の「コミックウィークエンド」キャンペーンも大きなポイントです。
この期間中にPayPayで支払いをすると、PayPayポイントの還元率が19.5%から最大25%に達します。
これは、実質的に購入金額の一部がポイントとして還元されることを意味し、後の購入に使用することができます。
よって、コミックウィークエンド開催時にクーポンを使い、さらにPayPay残高払いをすることで、実質約4,459円程度で購入することが出来ます。
当然、PayPayポイントを活用することで、次回以降の購入もお得に進めることができ、継続的に節約が可能です。
注意点としては、コミックウィークエンド開催時にエントリーをしてから購入しないと、PayPayポイントの還元が無効となるので気を付けましょう。
DMMブックスの90%オフクーポンを活用
DMMブックスは、初回限定の90%オフクーポンがあります。
このクーポンを利用することで、初回購入時に非常にお得に電子書籍を手に入れることが可能です。
ただし、このクーポンには割引上限が設定されており、最大で2,000円までの割引となります。
よって、チェンソーマンを全巻まとめて買った場合の金額は6,013円となります。
また、DMMブックスでは、定期的にセールやキャンペーンも実施しています。
特定の書籍が割引価格で販売されたり、様々なクーポンなど、購入をお得にするための環境も整っています。
さらに一部の作品については、読み放題プランも提供されており、月額料金を支払うことで、対象の書籍を自由に読むことができます。
これにより、コストを抑えつつ、多くの書籍に触れることができます。
ブックライブはVポイントが使える
ブックライブは、電子書籍をお得に購入できるプラットフォームの一つ。
初めての購入者向けに70%OFFのクーポンが提供されていますが、このクーポンは1冊の購入にのみ適用されるため、複数冊の購入には適用されません。
チェンソーマンを全巻まとめ買いした場合の合計は7,662円となります。
しかし、毎日クーポンを入手できるガチャが用意されているので、少しずつ電子書籍を購入したい方へも向いているストア。
クーポンを毎日使って良いクーポンを入手した時に、チェンソーマンの漫画を1巻ずつ購入することを繰り返すことで、実質的な費用を抑えることができます。
また、ブックライブはVポイントを活用したい方にとって、非常に魅力的な選択肢です。
購入金額に応じてVポイントを貯めることができ、貯まったVポイントは次回以降の購入時に利用することが可能です。
Vポイントは、ブックライブだけでなく、他のVポイント提携店でも利用できるため、ポイントの活用範囲が広がります。
特に、サンクスプレミアムクラブという会員ランク制度が魅力で、購入金額に応じて会員ランクが決まる仕組みで、ランクに応じてVポイントが還元されます。
具体的には、最小で0.5%から最大で3%のVポイント還元を受けることが可能です。
コミックシーモアの70%OFFクーポン
コミックシーモアは、日本国内で人気の電子書籍配信サービスで、特に漫画に特化した豊富なラインナップを誇ります。
初回利用者向けに70%OFFのクーポンが提供されており、これを利用することで初めての購入が非常にお得になります。
チェンソーマンを全巻まとめ買いした場合の合計は49,431円となります。
ただし、このクーポンは1冊の購入にのみ適用されるため、まとめ買いをする際には注意が必要です。
また、コミックシーモアは還元キャンペーンが多いという特徴があります。
例えば、漫画を購入した場合に一定のポイントが還元されるキャンペーンなど、比較的多く開催されています。
割引率は他の電子書籍ストアと変わらないかもしれませんが、上記のように魅力的な部分も多いのが特徴とも言えます。
まんが王国はクーポンが多く配布している
まんが王国は、初回限定クーポンがないものの、魅力的なクーポン配布サービスや決済方法が充実しており、ユーザーにとって非常に便利です。
まんが王国の特徴的なサービスの一つに「おみフリ」があります。
このサービスでは、ユーザーは毎日1回、おみくじ形式でクーポンを引くことができます。
おみフリで入手できるクーポンは、割引率が異なるため、日々の運試しとしても楽しむことができます。
この毎日クーポンを獲得できる仕組みは、日常的にまんが王国を利用するユーザーにとって大きなメリットです。
そして様々なクーポンが定期的に配布されているのがまんが王国の強みです。
例えば、期間限定の特別クーポンや購入金額に応じた割引クーポンなど、多岐にわたるクーポンが提供されており、これらを活用することで、さらにお得に漫画を購入することができます。
さらに、PayPay決済が可能でPayPayポイントの還元も受けることができます。
PayPayを利用することで、支払いがスムーズになるだけでなく、ポイント還元による実質的な割引も期待できるため、経済的にも非常に有利です。
但し、デメリットとして挙げられるのは、取扱商品が漫画に限定されている点です。
小説やビジネス書、雑誌など、他のジャンルの書籍を一緒に購入したい場合には、他の電子書籍サービスを利用する必要があります。
これは、幅広いジャンルの書籍を一つのプラットフォームで購入したいユーザーにとっては不便な点となります。
チェンソーマンは古本だと全巻いくら?
電子書籍は嫌いなので、紙で買いたい!と思った場合、安く抑える方法としては、古本を買うことが一番です。
そこで、古本はどのサービスが安いのか、以下に紹介してみました。
ブックオフオンライン:4,264円+クーポン割引
ブックオフオンラインは、人気の漫画「チェンソーマン」の古本全巻セットを4,264円というお得な価格で販売しています。
(出典:【コミック】チェンソーマン(1~17巻)セット | ブックオフ公式オンラインストア )
そして、ブックオフオンラインでは定期的にクーポンが配布されており、これを活用することで、さらに安く購入することが可能です。
詳細:ブックオフオンラインのクーポン一覧【2024年06月】
中でも、毎月29日は定期的にクーポンが配布される日となっているので、この日は狙い目となります。
購入は非常に簡単で公式サイトにアクセスし「チェンソーマン」の全巻セットをカートに追加し、購入手続きを進めるだけ。
会員登録をすると、購入履歴の管理やクーポンの利用がスムーズに行えるため、会員登録をお勧めします。
また、ブックオフオンラインの会員になることで、ポイント制度を利用して次回以降の購入をさらにお得にすることも可能です。
関連ページ:ブックオフオンラインは会員登録しないで利用する方法がある?
ふるいちオンライン:4,378円
(出典:ふるいちオンライン – チェンソーマン 1-17巻 続巻/藤本タツキ)
ふるいちオンラインは、日本の中古書籍やメディアを扱うオンラインストアです。
多くのユーザーに支持されている理由には、豊富な商品ラインナップと使いやすいインターフェイスです。
チェンソーマンの古本セットも取り扱っており、17巻までのセットが4,378円で販売されています。
サイト内には、細かい検索機能が備わっており、カテゴリ別、キーワード検索、価格帯、発売日などで絞り込みが可能です。
これにより、ユーザーは自分が探している商品を簡単に見つけることができます。
また、会員登録をすると、ポイント制度を利用することができます。
購入金額に応じてポイントが貯まり、次回以降の購入時に割引として利用することができます。
そして毎月21日は会員限定のセールの日となっていて、クーポンや割引キャンペーンが実施されることもあります。
ネットオフ:全巻セット4,498円
(出典:【全巻セット】チェンソーマン <1~17巻セット>: 中古 | 藤本タツキ )
ネットオフは他のサイトと比較して漫画を安く提供できる理由の一つに、効率的な在庫管理と大量仕入れが挙げられます。
これにより、仕入れコストを抑え、ユーザーにお得な価格で商品を提供することができるのです。
但し、セールやキャンペーンなどの頻度は少なめで、それほど多くないですが上記の通り「安い」という魅力があるのでおすすめのショップです。
アマゾン:約4,280円程度(訳アリ商品を除く)
アマゾンではチェンソーマンの全巻セットを約4,280円程度で購入することができます。(コンディション:良いの商品)
この価格は他の中古本販売サイトと比較しても非常にリーズナブルですが、商品の状態には注意が必要です。
アマゾンのマーケットプレイスでは、中古商品が多数取り扱われておりますが、商品の状態は出品者によって異なります。
特に注意すべき点は商品状態の詳細です。説明欄に「訳アリ」や「やや傷あり」などの記載がある場合、その商品の状態が完璧ではない可能性があります。
よって、表紙に傷があったり、ページが折れていたりすることがあります。そのため、購入前に出品者の評価や商品説明をしっかりと確認することが重要です。
推奨されるコンディションとして「良い」という状態のものを選ぶのがおすすめです。
また、アマゾンでの中古本の価格は、出品者の供給と需要に応じて大きく変動します。
タイミングによっては値段が高くなったり、下がったりする場合が多いので日々値段は変動する、ということになります。
メルカリ:約4,800円
メルカリは、個人間での売買を手軽に行える人気のフリマアプリです。
チェンソーマンの全巻セットの古本を購入する際、平均価格は約4,800円程度です。
しかし、この価格は出品者や商品の状態により異なるため、購入前にしっかりと調査することが重要です。
新品同様のものや、保存状態が良いものは高価になる傾向があります。
また、メルカリで販売されている中古本には、アマゾン同様に訳アリ商品が多い場合があります。
例えば、ページの折れや黄ばみ、カバーの破れなどがあります。しかし、メルカリの利点は、出品者が商品の画像を掲載している点です。
購入前に画像で商品の状態を確認できるため、これを活用して慎重に選ぶことが大切です。
それでも解決できない場合や不明な点や気になる点がある場合、出品者に問い合わせることをお勧めします。
メルカリでは、購入前に出品者と直接メッセージを交換することができるため、商品の詳細な状態や購入後の対応について確認することができます。
これにより、安心して購入することができます。
古本のデメリットを理解しておく
古本は、新品と違って使用されたものであるため、その状態が様々です。
ページに折れや書き込みがある場合が多く、表紙が傷ついていることもあります。
これらの損傷が読書体験を妨げることがあります。
また、保存状態によっては、ページが黄ばむこともあり、視覚的な品質が劣る場合もあり、前の所有者の生活環境によるにおいが染み付いていることがあります。
特にカビの臭いやたばこの臭いは強く、敏感な人にとっては不快です。
また、長期間湿気の多い場所に保管されていた本は、カビ臭がすることがあり、これが読書環境を悪化させる可能性があります。
そして、古本には、新品購入時に付帯されるような品質保証がありません。
たとえば、新品本に見られる初期不良や印刷ミスに対する交換や返品保証が適用されないことがほとんどです。
購入後に不具合が見つかっても、返品や交換ができない場合が多く、これが購入者にとってリスクとなります。
これらのデメリットを理解した上で、古本を購入する際には慎重に選ぶことが重要です。
商品の詳細な状態を確認し、信頼できる販売者から購入することで、リスクを減らすことができます。
チェンソーマンは完結して最終回を迎えている?
漫画のチェンソーマンは、実は第一部と第二部に分かれていて、第一部は「公安編」と題され、完結しています。
第一部は週刊少年ジャンプで連載され、全97話で構成しています。
デンジが「チェンソーの悪魔」ポチタと共にデビルハンターとして様々な悪魔と戦う物語が描かれています。
単行本で言うと1巻~11巻までが第一部となっています。
第一部の完結後、第二部「学園編」は少年ジャンプ+で2022年7月から連載が開始され、現在も連載中です。
12巻から第二部が始める形で、また2024/06/25日現在では、17巻まで読めます。
しかし、第一部が完結しているとは言え、漫画の内容的には続きのような形ですので、完結したとは言えないです。
よって、完結はまだしていない、と言う方が正しいでしょう。
漫画「チェンソーマン」のあらすじ
第一部:公安編あらすじ
主人公、デンジは貧しい生活を送りながらも、悪魔ポチタと共にデビルハンターとして働く勇敢な少年です。
物語の第一部「公安編」では、デンジは悪魔という日常の脅威と戦いながらも、父の借金を返済するための生活を送っています。
しかし、彼の運命は、ある日を境に一変します。ヤクザに騙され、ゾンビの悪魔に殺されかけたデンジですが、ポチタの力によって「チェンソーの武器人間」として蘇ります。
新たな力を手に入れたデンジは、公安のデビルハンター、マキマの指導のもと、悪魔との戦いに挑みます。
彼は、先輩の早川アキと「血の魔人」パワーと共に、東京で様々な悪魔と戦いを繰り広げることになります。
悪魔狩りを行いながらも、普通の生活への憧れを持つ彼の人生は、ある日の惨劇により一変します。
ポチタとの契約によりチェンソーマンと化したデンジは、公安に所属し、様々な悪魔との戦いに身を投じていきます。
デンジの勇敢な戦いは、次第に人々の間で話題となり、彼はヒーローとして称賛されるようになります。
この物語は、デンジが悪魔の力を持ちながらも、人間としての感情と価値観を保ち続ける姿を中心に描かれています。
彼の物語は、悪魔と人間の複雑な関係と、恐怖と勇気が交錯するダークファンタジーの世界で繰り広げられます。
第二部:学園編あらすじ
第二部は、三鷹アサという女子高生が中心に物語が展開します。
従来の主人公デンジの代わりに、アサの内面的な葛藤や成長を中心に描かれています。
アサは悪魔によって両親を失い、そのために悪魔や英雄として称賛されるチェンソーマンを嫌悪しています。
彼女は高校生活で孤立し、他者に心を閉ざしていましたが、ある出来事がきっかけで変化が訪れます。
「戦争の悪魔」との契約によって復活し、新たな人生を歩むことになります。
デンジもこの物語に登場し、アサとの関わりが今後どう展開するかが注目されます。
また、登場する悪魔やその他のキャラクターたちとの複雑な人間関係も物語の重要な要素となっています。
チェンソーマンの第二部「学園編」は、新しい主人公三鷹アサの登場と彼女の視点からの物語展開です。
また、学園生活を舞台にした新しい設定は、これまでの「チェンソーマン」とは異なる雰囲気を醸し出しています。
アサと他のキャラクターとの関わりや、彼女の成長過程が重要な要素となっており、これまでのダイナミックなアクションとは異なる魅力があります。
全体的に、新章は新しい視点と青春の葛藤を描いており、これまでのファンだけでなく新しい読者にも新鮮な魅力を提供しています。
漫画「チェンソーマン」のレビュー
第一部:公安編のレビュー
チェンソーマンの公安編を読み終えて、完全にその魅力に引き込まれました。
アニメから入った私でしたが、漫画の原作には新たな発見と興奮が詰まっていました。
特にパワーちゃんの登場やヒルの悪魔との戦闘シーンは、独特の不気味さが描かれており、その後の展開に対する期待感が高まりました。
この作品の中で特に気になったのは、マキマさんの謎めいた能力です。彼女のひとつひとつの行動に目が離せなくなります。
アニメ版を好んで見ていた「進撃の巨人」と同様に、「チェンソーマン」もアニメから原作へとどっぷりハマることになり、一気に最終話まで読んでしまいました。
作品全体に漂うやるせなさや、予期せぬ展開が詰まっており、ページをめくる手が止まりませんでした。
絵柄については、初めは少し見づらいと感じることもありましたが、各キャラクターの個性と独自の世界観が際立っており、他の漫画では味わえない斬新さが光ります。
主人公・デンジの欲望に忠実で奔放な行動は、青年期特有のエネルギーを物語に注ぎ込んでいます。
こんな型破りな主人公が故に、他作品にはない独特の親近感と魅力を感じました。
また、女性キャラクターの強さと存在感が非常に印象的で、作者の意向が感じられる部分でもあります。
デンジとパワーの関係性には、友情や人間関係の新たな形が描かれていて、非常に興味深いものでした。
また、チェンソーマンの魅力は、そのストーリーのテンポの良さと予測できない展開にあります。
主要キャラクターがあっさりと命を落としてしまうシーンの数々には驚かされましたが、その衝撃がストーリーの中毒性を高めてくれます。
他には戦闘シーンの見せ方もスタイリッシュでデザイン性が高く、見応えがあります。
公安編を通じて「チェンソーマン」は単なるアクション漫画以上の深みを持つ作品だと感じました。
人間の欲望や弱さ、強さを巧みに描き、藤本タツキ先生の独特の世界観に心を揺さぶられました。
第二部:学園編のレビュー
チェンソーマンの第二部、学園編はまさに読みごたえのあるスタートでした!
デンジの登場は控えめでしたが、新たな主人公となったアサの視点で展開される物語は斬新で、新たな風を感じさせます。
特に彼女の内面の葛藤と成長、そして戦争の悪魔ヨルとの相互関係は、とても深みがあります。
今回、舞台が学校に移ったことで、日常要素と非日常要素のバランスが一層際立っています。
友人関係や学園生活の中で繰り広げられる悪魔との戦いは、作中において新しいテーマを提示し、これまでとは一味違う緊張感を醸し出しています。
特に注目すべきは、アサが自己を見つめ直しながら成長していく過程です。
彼女の「自分勝手に生きる」という決意は、自分自身を肯定し、自分らしさを追求する力強いメッセージとして響きます。
また、新キャラのユウコとの友情のシーンも見逃せません。
ユウコとの関係が深まる中でのシークエンスは、友情と裏切り、そして絆の強さを巧みに描き出しています。
これが後々の物語にどのように影響を与えていくのか、非常に興味深いところです。
一方で、デンジが主体となるシーンが少ないと不満に思う読者もいるかもしれません。
しかし、このストーリーの転換や新たな視点の導入は、シリーズとしての進化を感じさせ、今後の展開に大いに期待が持てます。
そして、デンジとアサがどのように絡んでいくのか、これからが楽しみでなりません。
グロ描写やダークなテーマは相変わらずですが、その独自性がチェンソーマンの最大の魅力です。
第二部の学園編がこのペースで進んでいくならば、今後も目が離せない作品となることは間違いありません。
チェンソーマンは、従来の少年マンガの枠を超えた新しい体験を提供してくれます。
作者は藤本タツキ氏
日本の男性漫画家で幼少期から絵を描くのが藤本タツキさんは好きで、高校時代にはウェブコミック投稿サイト「新都社」で作品を公開していました。
大学卒業後は一時無職の期間を経て、漫画家としてのキャリアをスタートさせました。
藤本タツキ氏はチェンソーマンの他、ファイアパンチ、ルックバックなどの作品で知られています。
自身の作品が世間に受け入れられるかどうかを常に意識しており、その開き直ったスタンスが一部で受けていると考えています。
王道な漫画に飽きてきたような人々が自身の作品を読んでくれていると分析しています。
彼の作品は、一般的な少年マンガの枠を超え、ダークでグリッティな要素を取り入れています。
そのため、彼の作品は多様な読者層から支持を受けています。
そして作品のクオリティを保ちながらも、連載のペースを保つために努力しています。
また、ストーリーの展開やキャラクターの進化に細心の注意を払い、読者を飽きさせない工夫を常に凝らしています。
自身の作品と向き合う姿勢が非常に真摯で、インタビューやメディアでの発言からも、彼の作品に対する深い愛情と、それをより良くするための努力が伺えます。
藤本タツキ氏は、その才能と努力で多くの人々を魅了する漫画家です。彼の作品は、その独自の世界観で、今後も多くのファンを惹きつけ続けるでしょう。
チェンソーマンは全巻でいくら?まとめ
チェンソーマンは、2024/07月現在17巻まで刊行されており全巻を紙書籍で購入すると8,448円、新品の電子書籍で8,013円です。
電子書籍はクーポンやキャンペーンを利用することでさらに安く購入できます。
例えば、ebookjapanで70%OFFクーポンとPayPay払いを併用すると、実質4,459円程度になる可能性があります。
また、DMMブックスでは初回限定の90%オフクーポンを使えば6,013円になります。
紙書籍を安く買う手段としては、ブックオフオンラインのような中古書籍販売サイトがあり、4,264円+クーポン割引で購入可能です。
作品は「公安編」と「学園編」に分かれており、前者は全97話で完結していますが続編として学園編が連載中です。
公安編では、主人公デンジがチェンソーの悪魔ポチタと戦いながらデビルハンターとして成長する物語が描かれています。
学園編では、新たな主人公アサを中心に展開されており、彼女の内面の葛藤や成長、デンジとの関わりが描かれています。
読者からは、公安編の独自の世界観やキャラクターの魅力、テンポの良さが高く評価されており、学園編の新たな視点とテーマにも期待が寄せられています。