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エイティシックスオペレーション・ハイスクールのあらすじ!どんな内容?

少年漫画

エイティシックスオペレーション・ハイスクールは漫画「エイティシックス」のスピンオフ作品です。

あのシリアスで重厚なエイティシックスの物語とは一味違う、戦争やシリアスな展開が一切ない「平和な学園生活」を描いたストーリーとなっています。

出版社はKADOKAWAで全16話、コミックスは全2巻で完結していますが、では、この作品は一体どのような内容になっているのでしょうか?

今回はエイティシックスオペレーション・ハイスクールのあらすじや見どころ、レビューまで詳しくご紹介します!

エイティシックスオペレーション・ハイスクールのあらすじ!どんなストーリー?

オペレーション・ハイスクールの舞台はサンマグノリア共和国にある私立八六高等学校。

この世界では戦争や侵略の脅威は存在せず、完全自律型無人兵器「レギオン」の侵略は全く無縁。

シンやレーナをはじめとしたキャラクターたちは、ごく普通の学生として日常を過ごしています。

部活動に打ち込んだり、文化祭や花火大会といった学校イベントを楽しんだり、まさに青春そのものの日々を送ります。

また、学園生活ならではのラブコメ要素やキャラクター同士の微笑ましいやり取りも多く描かれており、原作とは違った一面を見ることができます。

本編では決して見ることのできなかった平和な世界。

そんなありふれた日常がレーナを中心にして流れていきます。

キャラクターたちが笑顔で過ごし、何気ない日常の中に幸せが詰まっているこの作品は、原作ファンにとって心温まる一冊となっています。

ただし、原作を知らない読者にとっては登場人物の関係性や背景がわかりにくい部分もあるため、原作を一度読んでから手に取ると、より楽しむことができるでしょう。

このようにエイティシックスオペレーション・ハイスクールは、平和な学園生活という特別な「もしも」の世界を描くことで、読者に癒しと新しい楽しさを提供している作品です。

また、86はアニメが面白くオペレーション・ハイスクールとは内容が大きく異なりますが、興味があればあらすじをチェックしてみてください。

 

 

見どころ:ひたすらゆるい感じの日常ギャグラブストーリー

本作は、かなりつらく厳しい戦いの連続を視聴し終えた、キャラやファンへのご褒美的な作品だと思っています(笑)

最近だと「キメツ学園」や「進撃!巨人中学校」などと同じような感じと思っていただけると分かりやすいでしょう。

原作で死んでしまったキャラを含め、敵味方関係なく全員がまったりとした学生生活を過ごしている所が見どころとなっています。

原作は学園生活と全く無縁だっただけに、ゆるい雰囲気の日常漫画といった感じがこの漫画の良い部分でしょう。

逆に原作を読んでいなかったりアニメを見ていない人には、ありふれた日常すぎて何が面白いのか分からない可能性も…。

よって、本作を読む前にはぜひ原作をチェックして貰いたいです。

 

 

そしてゆるい雰囲気の本作において、もっともフリーダムなキャラがシンとなっています。

原作ではまったく隙のないクールな主人公でしたが、本作では寝ぼけてまともに服を着る事が出来なかったりします。

他にも、子供の頃から変わらず兄に甘えるようなシーンがあったり、原作に登場するシンの要素がほとんどありません。

そんなギャップを楽しめるのも本作の見どころとなっています。

また、原作ではなかなか結ばれなかったシンとレーナが、本作では最初から何だか良い雰囲気なのも見ていてニヤニヤできるポイントです。

友達以上恋人未満が好きな人にもおすすめの作品となっています。

エイティシックスオペレーション・ハイスクールのネタバレ

私立八六高等学校に通う2年生のレーナは、生徒会長として服装の乱れをただすべく、なぜかすごいドヤ顔で挨拶運動と共に校門の前で生徒の抜き打ち服装検査をしていました。

頭のアホ毛レーダーで服装の乱れを見逃さないレーナは、ライデンの服装の乱れも瞬時にキャッチ。

クレナの後ろに隠れてやり過ごそうと無謀な事を考えていたライデンの後ろからにゅっと現れ、笑顔でライデンの肩に手を置いて挨拶をかわしました。

結局ライデンは制服のボタンを全て止められ、それを笑っていたハルトも同じく指導されてしまう事に。

 

 

登校時間も終わりが近づきそろそろ教室に戻ろうと思ったレーナでしたが、シンがまだ登校していない事に気付きます。

するとちょうどそこへシンが登校してくるのですが、シンは頭から制服を被り1人で二人場織をしているような姿になっていました。

これにはレーナの服装センサーも猛烈な反応を示し、大急ぎで寝ぼけているシンの服装を直していきます。

シンの制服を着せたレーナでしたが、何だか新婚のようなようなやり取りや無言で見つめ合う時間が続き、ラブコメのオーラが漂い始めます。

 

 

お祭りの準備

レーナと七夕のお祭りへ行く約束をしていたシンは、いそいそと浴衣を着て準備をしていました。

そこへ会社員として働いているレイが帰ってきて、「祭りでも行くのか?」と尋ねるのですが、完璧に無視して準備を続けるシン。

レイは続けてクラスの女の子と祭りへ行くという話を聞き、「さてはお前…デートか?」と茶化してみるものの、やはり無視されてしまいます。

しかし部屋を去ったシンが振り返って「兄さん」と呼んだと思いきや、ムスッとした顔で一言「帯が結べない」と伝えました。

実はシンは困ったことがあると、子供の頃からずっと兄を頼ってきたようで、レイは「そろそろ困ったらとりあえずお兄ちゃん助けてって言ってないで!」と言いかけるのです。

スマホで結び方を勉強していた形跡を見て少しの成長にしみじみ。結局シンの帯はレイが綺麗に結んであげました。

一方のレーナは母親に着付けをしてもらい準備万端。

シンが迎えに来ることを伝えると、母親は頬を赤くして驚いた表情を見せただけなのに対し、父親は大慌てで声を荒げて「デートじゃないか!」とシンを泥棒猫扱いの大騒ぎ。

(というか娘が心配すぎて会社を早退していた)

その後は母親が父親を完膚なきまでに言い負かし、その隙を狙ってレーナはお出かけ。

無事にシンと七夕のお祭りへ向かうのでした。

レビュー:戦場を離れた青春

エイティシックスオペレーション・ハイスクールを読んで、最初に感じたのは「こんな世界線も見てみたかった」という嬉しさと切なさが入り混じった気持ちです。

原作のエイティシックスは戦争や差別が描かれる重厚な物語ですが、このスピンオフでは一転して、キャラクターたちが平和な学園生活を送っています。

シンやレーナ、さらにはフレデリカやキリヤといったキャラクターたちが、学校という舞台で笑顔を見せている姿は、本編ファンにとって新鮮な内容です。

印象に残ったのは、シンとレーナの微笑ましい掛け合いです。

原作では戦場の指揮官と兵士という立場で接する二人ですが、ここでは普通の高校生として、ささいなことで笑い合ったり、どこかぎこちないラブコメのような雰囲気も漂わせています。

この姿を見て、「もし戦争がなければ、こんな未来があったのかもしれない」と自然に想像してしまいました。

ただし、本編のシリアスさや緊迫感が好きな読者にとっては、「キャラクターの名前や外見が同じだけ」と感じてしまうかもしれません。

学園ものというジャンルにシフトしているため、物語の深みや重厚感は控えめです。

しかし、それを差し引いても「心がほっとする」作品であることは間違いありません。

他のキャラクターたちの新しい一面も良い感じでキリヤやフレデリカ、ヴィーカといった面々が学園生活を楽しむ姿は、原作では見られない新鮮な魅力にあふれています。

特にヴィーカの残念な天才っぷりや、レーナが生徒会長として生き生きしている様子は、読んでいて思わず笑ってしまいました。

このようにエイティシックスオペレーション・ハイスクールは、原作の重苦しい世界観から一歩離れ、キャラクターたちが平和に過ごす「あり得たかもしれない未来」を楽しめる作品です。

原作ファンなら、心が温まる瞬間がきっと何度も訪れるでしょう。

学園ものが好きな方や、シンレナの幸せな姿を見たい方には、ぜひおすすめしたい一冊です。

エイティシックスオペレーション・ハイスクールのあらすじまとめ

漫画「エイティシックスオペレーション・ハイスクール」は、シリアスな戦争物語「エイティシックス」のスピンオフ作品です。

本作では、戦争や侵略の脅威が存在しない世界線を舞台に、シンやレーナたちが平和な学園生活を送る姿が描かれています。

舞台はサンマグノリア共和国の「私立八六高等学校」。彼らは部活動や文化祭、花火大会を楽しみ、日常の中で友情や恋愛といった青春を謳歌します。

本作の見どころは、原作では見られないキャラクターたちの微笑ましいやり取りや新たな一面です。

特にシンとレーナのラブコメ要素や、レーナの生徒会長としての奮闘ぶりが印象的です。

一方、原作の背景を知らないとキャラクター関係がわかりづらい点もありますが、原作ファンにとっては「あり得たかもしれない未来」を楽しめる、心温まる内容となっています。

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