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私の推しは当て馬です!小説家になろうが原作か調べてみた!

女性向け漫画

私の推しは当て馬です!は転生したヒロインが推しキャラを救おうと奮闘する異世界転生系のラブコメ作品です。

ジャンル的にはTL(ティーンズラブ)系の作品であり、異世界ファンタジーの要素が強くなっていますが、このような作品は小説を読むのが楽しいと思っている方は多いはず。

そこで小説投稿サイト「小説家になろう」を原作としているのかどうか、また「カクヨム」など他のサービスになるのか気になるところですよね。

この記事ではその真相を調査し、原作情報を徹底解説します!

私の推しは当て馬ですの小説はなろうが原作?

正式な作品名は「私の推しは当て馬です!転生して義弟を可愛がったらめちゃくちゃ執着されました」は原作者はティーンズラブ小説など多く執筆されているクレイン先生となっています。

実際に小説家になろうで検索をして調べてみたのですが、実は原作者であるクレイン先生は「小説家になろう」にアカウントを持っているものの、この作品は「なろう」で連載されているわけではありません。

小説家になろうでは「鶴」というアカウントがあり、こちらで活動報告などをしているのですが、小説の連載は他の作品を少ししている程度で、更新も止まっているのです。

そして、他のサービス(カクヨム等)を調べても掲載されていないため、小説系サイトを利用して無料で読むことはできません。

よって、原作は小説家になろうではありませんので、ファンは電子書籍ストアなどで購入する必要があります。

さらに、似たようなタイトルの作品「悪役令嬢ですが前世で推しの当て馬王太子は私が絶対守ります!」も存在しますが、この作品は内容が異なり、作者もクレイン先生ではありませんので、間違えないように注意が必要です。

このように、小説版を読みたい方は公式の販売ルートを利用する必要があり、注意して購入してください。

また、クレイン先生の代表作としては「ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない」などがあり、こちらも非常に人気の高い作品になっています。

 

 

どのサービスで読めるか調査!

現在では、数サービスなど販売が限られている、ということはなく色々な電子書籍ストアで読むことができ、テレビCMなどでも流れているようなサービスなら多くで漫画と小説が販売されています。

中でもおすすめはebookjapanです。ebookjapanでは、初回利用される方を対象としたクーポンがあるので、利用できる状態なら小説版の価格「1,320円」が「820円」で購入可能となりかなりお得です。

また、漫画版については分冊版のような形式で販売されており、通常価格165円のところを初回クーポン割引を利用すれば49円で手に入れることができます。

特に小説をお得に読みたい方にとって、ebookjapanのクーポンは大きな魅力です。

他の電子書籍サービスでも配信されていますが、コストパフォーマンスを重視するならebookjapanの利用が賢明でしょう。

単行本は何巻まである?

小説と漫画の発売日や巻数については以下の通りです。

  • 小説:1巻(2020/08/29発売)
  • 漫画:8巻(最新刊:2024/10/03発売)

単行本に関して、小説版は1巻のみが発売されていますが、漫画版は2024年10月20日現在で8巻まで刊行されています。

ただし、漫画版は1巻あたりのページ数が30ページ程度と少なめです。

そのため、ボリュームとしては一般的な単行本に比べてかなり薄く、実質的には1巻が1話分の内容だと考えておくとよいでしょう。

この形式は、短い時間で気軽に読めるという利点がある反面、物語の進行がゆっくりに感じられるかもしれません。

初めて読む方や、まとめてストーリーを楽しみたい方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれませんが、継続的に新しいエピソードが楽しめる点ではファンにとって魅力的です。

ストーリーを少しずつ楽しむのが好きな方には、この形式も良い選択でしょう。

出版社:株式会社メディアソフト

株式会社メディアソフトは、東京都台東区に本社を置く出版社で、主にコミックや文庫、パズル雑誌などを扱っています。

特に、女性向けのジャンルであるBL(ボーイズラブ)やTL(ティーンズラブ)の漫画に強みがあり、代表的なレーベルとして「シャルルコミックス」や「ガブリエラ文庫」などがあります。

私の推しは当て馬です!については小説版はガブリエラブックスから2020年7月に発売されており、2022年9月にラブキッシュでコミカライズ化されました。

また、パズル雑誌やクロスワード、点つなぎなどのエンタメ雑誌も発行しており、多彩なジャンルをカバーしています。

さらに、最近では電子書籍やウェブ展開にも力を入れており、特に20代30代の女性向けの作品が多く見られます。

漫画「私の推しは当て馬です」の詳細

あらすじ:前世オタクが推しを救う!運命を変える転生物語

物語は、転生したヒロインが、自分の推しキャラが物語の中で「当て馬」として悲しい運命を辿るのを阻止しようと奮闘する姿が描かれており、ユニークな設定です。

ヒロインのゆりは生粋のオタクであり、そのオタ活の中でも特に「ヴァルツェル皇国記」という作品が大好きでした。

しかしゆりは若くして大病を患いそのまま他界してしまう事に。

一方ユリアナが妙な既視感を感じて前世の記憶を思い出したのは16歳になった頃。

キャラデザすらなかった推しのアロイスの義姉「ユリアナ」として転生したゆりは、作中でこれから起こる戦争により命を落とすアロイスを救う為、未来を変える決意をします。

とはいえアロイスはヒロインを奪い合った末に敗れる当て馬役。

ユリアナはそんな当て馬の未来を変えるべく、何とかヒロインのローゼマリーと結びつくように奮闘するのです。

しかし、そもそもアロイス本人にはそんな気すら無く、アロイスの気持ちは常にユリアナへ向けられるようになりました。

ネタバレ:異世界転生がスタート

生前「ヴァルツェル皇国記」という作品の大ファンだった「ゆり」は、最推しだったアロイスが死んでしまい、悲しみに明け暮れていました。

「あなたのいない世界でこの先どうやって生きていけば良いのか」などと考えていた矢先、ゆりは大きな病気で命を落としてしまいます。

そして気が付くとそこは「ヴァルツェル皇国記」の世界。

ゆりは自分がキャラデザも無いモブキャラの「ユリアナ」に転生した事に気付きます。

この間たったの1コマ!ユリアナはたったの1コマであっさりと転生した事を理解して受け入れてしまったのです(笑)

ユリアナとして目覚めたのは16歳の頃で、原作だとアロイスが初登場したシーンだったのですが、何やら自分の知っている内容と違った展開に。

本来なら実父の居る公爵家へあっさり行く予定だったアロイスが、絶対に行きたくないと断っているのでした。

転生する前の記憶を遡ると、家族総出でアロイスを可愛がり過ぎた記憶が…。

中でもユリアナは特にアロイスを可愛がっていたため、アロイスも毎朝長い挨拶のキスを欠かさないほどシスコンになっており、ユリアナと家族同然に暮らしてきた伯爵家を出たくなかったのです。

ところがユリアナから「なにがあったってあなたはいつまで私の大切な家族で自慢の弟よ!」と送り出そうとする言葉を聞きました。

相変わらず弟扱いしかしてもらえてない事にピキピキしだすアロイスは「覚悟しておいてくださいね」と言い残し、公爵家へと向かいます。

アロイスが旅立ってから1ヵ月以上経ったある日、アロイスは公爵家の正式な後継者としてお披露目会が行われる事となり、そのパートナーにユリアナを選びました。

「公の場に出るのは初めてで1人は不安だから」という言葉を聞き即答でパートナーになる事を了承するユリアナ。

もちろんアロイスのその言葉は本心ではなく…。

明かされる真実

アロイスと結ばれる事になったユリアナは、自分が転生者である事を話す決意をします。

この世界が生前よく読んでいた大好きな本と酷使した世界である事。

その本によるとこの世界は数年後に寒波の影響で大規模な食糧難が起こり、世界中で戦争が起きてしまう事。

そしてその戦争でアロイスも命を落としてしまう事…知っている全ての事実を打ち明けます。

もちろんアロイスもすべてを理解できるわけではありませんでしたが、これまでユリアナが見せてきた様々な技術や知識、そして時折未来を予知するような言動。

その全てを思い返した時、「転生者」という話を聞いてむしろ腑に落ちた感覚になっていました。

その後はユリアナの提案で温室を作り、来る大寒波に備える2人。

そして4年後、原作通り大陸を大寒波が襲い、領地内では食料の備蓄が厳しい状況に陥ってしまいます。

しかしアロイスとユリアナの活躍で食糧難を乗り越える目途が立ちめでたしめでたし。

と思いきや、突然ユリアナが倒れてしまい……。

見どころ:ドロドロしていないラブロマンス

大人の女性向けラブロマンスといえばなんだかドロドロしたイメージがあったりもしますが、本作は特にそんな感じも無く、ヤキモキはしますがスッキリした気持ちで読み進める事が漫画の見どころです。

「モラハラクズ皇太子」と言われているルトガー皇太子でさえ、ただ単に不器用で口が悪いだけのキャラであり、悪人や浮気者という訳ではありません。

むしろ裏の顔を知ると好きになるファンも多いほど(笑)

アロイスに至っては超が付くほど一途であり、義姉のユリアナに対して超が付くほどのシスコンです。

一方のゆりも前世でアロイス推しだったため、ユリアナに転生した後も当然アロイスが大好き。

最初から2人は相思相愛という事になります。

「ヴァルツェル皇国記」でルトガーとアロイスが奪い合ったヒロインのローゼマリーに関しても、何か裏があるのか?というキャラクター。

しかし、以外にもしっかりとした信念を持った気持ちのいい性格のキャラであり、ユリアナと争いを起こすことなどはありませんでした。

読み終わった後にモヤモヤするような事が無いというのが、本作の見どころでしょう。

また、性格面で色んなジャンルのキャラが登場するのも見どころの一つ。

本作の序盤から登場するメインキャラは4人いるのですが、それぞれ違ったジャンルの性格をしているところも魅力です。

ヒロインのユリアナは超ド天然で、アロイスの幸せを願っているもののアロイスの思いに全く気付いていません。

結局直接好きだと言われて気が付き家族に報告するのですが、その頃には家族はおろか使用人たちですらみんなアロイスの気持ちには気付いていました。

そんな可哀想なアロイスは、必死にアピールし続けるもユリアナに気持ちが伝わりません。

若干闇落ちしそうになるヤンデレっぽいキャラで、ユリアナが関係すると男女関わらず嫉妬しまくり。

さらに突然強引になったりと、なんだかちょっと危ういキャラをしています。

「ヴァルツェル皇国記」ではアロイスとローゼマリーを取り合ったルトガーですが、アニメのようにモラハラクズ皇太子ではなく、モラルが無いだけで一途な性格をしていました。

本人に悪気は無い感じで冷たくローゼマリーに当たってしまうのですが、上手くやれない事をアロイスに相談したり時には酒を飲んで泣き出してしまうほど。

素直になれないツンデレキャラとなっています。

そしてローゼマリーは皇太子の言いなりになる婚約者といった感じなのですが、ユリアナと出会ってからは少しずつ性格が変わっていきます。

最初は婚約者にふさわしいふるまいを考えるだけの寂しそうなキャラなのにたいし、結婚して子供が生まれてからは言いたい事をズバズバ言う立派な皇太子妃に成長。

ルトガーもすっかり歯向かえなくなっていきました。そんなそれぞれ特徴的な性格が魅力となっています。

レビュー:鈍感姉と溺愛弟のもどかしい恋模様

「私の推しは当て馬です」は、転生もの好きな私にとって、まさにツボにハマる作品です。

TL作品という事で、お子様にはちょっと刺激が強いかもしれませんが、基本的には異世界転生の王道を行くストーリーでした。

主人公であるユリアナが、前世で推していたキャラ、アロイスと血の繋がらない義姉弟になる展開から物語が始まります。

転生後も、アロイスの幸せのために奮闘するユリアナの姿は、笑いを誘うだけでなく、推しに対する純粋な愛情を描いており、共感の嵐でした。

ユリアナはとにかく鈍感で、弟であるアロイスの気持ちに全く気づかないところがもどかしく、でも応援したくなる要素です。

特に、アロイスが一生懸命に姉上を振り向かせようとするのに、ユリアナは彼を弟としてしか見ていない部分が、まさに真骨頂だと思います。

アロイスの気持ちが見え透いているのに、それに気づかないユリアナの鈍さは面白くも切なく、読者として「頑張れ、アロイス!」と応援せずにはいられません。

また、アロイスの描写が非常に魅力的です。彼は頼りがいがあり、どんな場面でもユリアナを支え続ける姿が描かれていて、その溺愛ぶりが作品の中で心をつかみます。

弟でありながらも、しっかりとした男性としてユリアナを見守る彼の存在が、この物語に深みを与えています。

絵も非常に綺麗で、キャラクターたちの細かい仕草や表情が丁寧に描かれているため、感情の流れが伝わりやすく、読んでいてとても気持ちが良いです。

「推しは見ているだけで幸せ」というオタク的な感覚が物語の軸にしっかりと据えられており、そこに共感を覚える方も多いはずです。

一方で、アロイスの視点から見ると、自分の最愛の姉上に振り向いてもらえない不憫さが愛らしく、読者としてはその葛藤が面白さに繋がっています。

今後、ユリアナがアロイスの真意に気づくのか、二人の関係がどのように進展していくのか、とても楽しみにしています。

王道なのでもちろんありきたりだと感じる方もいると思いますが、貴族令嬢×転生の作品が好きな方なら楽しめると思います。

但し、漫画は2024年10月現在はまだ7話までしか公開されておらず、これからどうなっていくか分からない作品ではあります。

しかし、女同士で嫌がらせをするようなドロドロした内容ではないので、スッキリ楽しみたい方にもおすすめの作品です。

私の推しは当て馬です!小説家になろうが原作まとめ

私の推しは当て馬です!転生して義弟を可愛がったらめちゃくちゃ執着されましたは、クレイン先生による異世界転生をテーマにした物語です。

主人公のゆりは、ヴァルツェル皇国記という作品のファンで、推しキャラのアロイスが物語中で悲しい運命を辿ることに悲しんでいました。

しかし、ゆり自身大病で命を落とし、気づけば物語の世界に転生。彼女はアロイスの義姉ユリアナとして、彼を救うために努力し始めます。

元のストーリーを変えるべく奮闘する中で、アロイスは徐々に彼女への特別な感情を抱くようになります。

出版元は株式会社メディアソフトで、BLやTLに特化した作品を多く扱っています。

また、原作は小説家になろうではなく、基本的に無料の小説は配信していませんので、小説を読むなら電子書籍ストアの利用が必須となっています。

特にebookjapanでは初回クーポンを利用すれば、割引価格で小説や漫画を購入可能です。

小説版は1巻のみですが、漫画版は薄めながら8巻まで刊行されています。

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