主人恋日記は、その甘酸っぱい恋愛ストーリーや魅力的なキャラクターたちで多くの読者を魅了している少女漫画です。
ベツコミという雑誌で読めレーベルはフラワーコミックスになっているのですが「最新刊は何巻なのか?」「物語は完結しているのか?」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
本記事では、これらの疑問を徹底的に調査し、現在の情報をわかりやすくお届けします。
最新刊の巻数や今後の展開予測について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
主人恋日記の最新刊は何巻になる?
現在、2025年1月7日時点で、漫画「主人恋日記」の最新刊はベツコミ1月号になっています。
漫画の単行本に関しては、最新巻は第9巻となっています。
この作品は恋愛要素がふんだんに盛り込まれ、登場キャラクターの魅力や感情の変化が丁寧に描かれており、多くの読者に支持されています。
次巻である第10巻の発売予定については、正式な発表はまだありませんが、これまでの刊行ペースを考慮すると、2025年2月から3月頃に発売される可能性が高いと推測されます。
この期間には新学期や春のイベントが近づき、ストーリーにも新たな展開が期待される時期です。
ただし、あくまで予測であるため、具体的な発売日は公式発表を確認することをおすすめします。
購入予定の方は、書店やオンラインストアでの予約情報をチェックすると安心です。
発売日と収録話
- 1巻:2021/12/24(1話~4話)
- 2巻:2022/05/06(5話~8話)
- 3巻:2022/09/02(9話~12話)
- 4巻:2023/03/24(13話~16話)
- 5巻:2023/05/26(17話~20話)
- 6巻:2023/10/06(21話~24話)
- 7巻:2024/01/26(25話~28話)
- 8巻:2024/05/24(29話~32話)
- 9巻:2024/09/27(33話~36話)
- 10巻の発売日予想:2025/02~03月(37話~40話?)
主人恋日記はすでに完結した漫画?
主人恋日記は現在も連載中の作品であり、まだ完結には至っていません。
そのため、多くの読者が物語の行く末に期待を寄せています。
物語はクライマックスに近づく兆しが見られるものの、まだ多くの未解決のテーマや、登場人物たちの成長過程が描かれる余地が残されています。
特に、主人公カップルの関係がどのように発展し、また彼らの周囲のキャラクターたちがどのような未来を築いていくのかについて、物語にはまだ多くの期待が寄せられています。
なので、完結まではまだ時間がかかると予想され、これまでの連載ペースやエピソードの丁寧な進行を考えると、今後もストーリーがしっかりと展開される可能性が高いです。
そのため、結末を迎えるまでには、もうしばらく時間がかかるでしょう。
引き続き新刊や連載の進捗を楽しみに待ちながら、物語の続きに注目していきたいところです。
出版社:小学館
小学館は、1922年に東京で創設された総合出版社であり、子どもから大人まで幅広い世代に向けた多様なコンテンツを提供しています。
同社は、小学生向けの学年別学習雑誌を発行する教育専門出版社としてスタートしました。
その歴史的背景から、教育や子ども向け出版物に強みを持ち続けています。
現在、小学館は「週刊少年サンデー」や「コロコロコミック」などの漫画雑誌を筆頭に、多くの人気作品を世に送り出してきました。
例えば、名探偵コナンやドラえもんといった作品は、国内外で絶大な人気を誇り、多くの読者から愛されています。
また、女性向けの「Cheese!」や「プチコミック」、さらにライフスタイル誌や教育誌なども展開し、多様なジャンルを網羅する出版社としての地位を確立しています。
一方で、小学館は紙媒体にとどまらず、デジタル分野への進出も積極的です。
電子書籍やデジタルコミックの配信だけでなく、体験型施設「ZUKAN MUSEUM GINZA」など、出版を軸にした新たな取り組みにも挑戦しています。
こうした姿勢からも、同社が伝統を大切にしながら、革新を追求していることがわかります。
このように、教育や娯楽の両面で業界を牽引してきた小学館は、次世代へもその影響を広げる企業として、これからも注目され続けるでしょう。
漫画「主人恋日記」の内容について解説
あらすじ:成長と恋が交差する青春ストーリー
主人恋日記は、自己肯定感が低い主人公・辻村葵が、周囲の支えや恋愛を通じて少しずつ自分を変え、成長していく姿を描いた青春恋愛漫画です。
葵は、売れっ子漫画家の母親や、学校で人気者の兄という輝かしい家族に囲まれて育ったことで、自分に自信を持てず、学校でも目立たないように過ごしていました。
クラスでも地味なモブキャラ女子として学校生活を送っていた辻村葵は、席替えで陽キャ代表のような水沢世那と隣の席になってしまいます。
これが葵の運命を大きく変えていきます。
まさに陰と陽で交わることのない性格の2人なのですが、世那は葵の兄である樹と同じバスケ部で仲が良く、葵の話も聞いていたため突然話しかけはじめました。
当初、葵は世那を特別視していませんでしたが、彼の何気ない優しさや細やかな気遣いに触れるうちに、自分でも気づかないうちに惹かれていきます。
兄と似た陽キャタイプの世那とはあまり関わりたくないと思っていた葵でしたが、樹が世那を家に連れてきたりしているうちに家族ぐるみの親しい仲になっていきます。
一方の世那も、初めは葵の控えめな態度を不思議に思う程度でしたが、彼女の努力や純粋な心に次第に心を奪われていきます。
二人は周囲の応援を受けながら少しずつ距離を縮めていき、友情から恋愛へと関係が発展します。
「主人恋日記」では、二人の恋愛模様だけでなく、葵が友人関係を築く過程や家族との関係も丁寧に描かれています。
そのため、主人公の変化や周囲の温かい人間関係に心が癒されるストーリーとなっています。
読者は、葵の成長を応援しながら、青春の甘酸っぱさを存分に楽しむことができます。
ネタバレ第一話:物語の主人公
ベツコミのキャッチフレーズでもある「みんなが恋の主人公」という言葉を母から聞かされ、いつかはそんな日も来るかもしれないと思っていたのも昔の話。
現実は厳しく葵はそんな「主人公」とは程遠い「モブ」のような学校生活を送っていました。
そのモブっぷりはすさまじく、高校入学から2か月近くたった5月の終わりになっても友人ゼロ。
クラスメイトからは名前すら認識されていないような影の薄さです。
最近では学校で声すら発していないような学校生活を送っていたものの、本人はそんな生活が嫌だという感覚もなく、空気のように過ごすのが葵にとって当たり前でした。
そんなモブのような生活を一変させたのが隣の席になった世那と兄の樹です。
いつも通り仕事で忙しい母親の代わりに夕飯を作っていると、「世那、連れてきちゃった」と笑顔で帰宅する樹。
樹は夕食に誘うだけでなく泊っていけと言いだすなど、ハイテンションでやりたい放題。
騒がしい声でちょっと不機嫌そうに部屋から出てきた母親も、世那の顔を見ると「我が家にイケメンがいる!」と大はしゃぎ。
そんな家族をよそに、葵はチクチクと樹に説教を始めます。
それでも世那の事情と家族に押し切られる形で夕飯を振舞う事になった葵。
食後には葵、世那、樹の3人で買い物へ行き、その道中で葵の自己評価の低さに樹が「兄ちゃんは悲しい!」と涙を流しながら怒り始めます。
そして葵の自己肯定感を上げるため、樹は恋愛大作戦を思いつき…。
初めてのデート
自分と同じような境遇だった学校の男子に恋をし、樹と世那は複雑な気持ちになりながらも葵を応援する事に。
そして2人の協力もあり、葵は犬のお散歩デートをする約束までこぎつけました。
葵と世那はその予行練習という形でデートをする事になります。
メガネからコンタクトレンズにし、母親のコーディネートでオシャレになった葵は、世那のレクチャーとはいえ初めてのデートにドキドキしていました。
そんな葵を見てちょっとふざけながら見つめたり、変なスイッチを入れて緊張感を煽っていく世那。
2人はショッピングモールで映画を見たり食事したりして、普通のカップルっぽい事を楽しんでいました。
途中で他のカップルを意識してギクシャクしていた葵でしたが、世那から「友達デート」という言葉を聞き、一気に肩の力が抜けます。
そこから葵は友達と割り切ってデートを楽しみ始め、自然と笑顔も出るようになっていくのですが、今度はその自然な表情に世那がドキッとしてしまうシーンも。
ひとしきりデートを楽しんでいた葵でしたが、ある瞬間にふと我に返ってしまいます。
「世那みたいな人を私が独占するなんて贅沢な話しだ」
自己肯定感が低い故にそう思ってしまった葵は、デートが終わると「貴重な休みを私に使わせちゃってごめんね」と謝りました。
「ごめん」という言葉に何かがっかりしたような表情を見せる世那。
その表情を見て何か失敗したのかと悩んでいた葵でしたが、世那が口にしていた「こういう時は対等なんだよ」という言葉を思い出します。
別れ際に勇気を出して「今日は楽しかったよ」と伝えると、世那は顔を赤くしながら…。
見どころ:恋する葵を応援する世那
恋愛少女漫画という事もあり、序盤で葵と世那の2人を見た時は「この2人の恋愛ストーリーが始まるんだろうな」と思ってしまいそうですが、序盤の2人は恋する乙女とそれを応援する男友達という関係に発展していきます。
思わず「あれ?そこが引っ付く感じじゃないの!?」と言ってしまいたくなりますが、いきなり2人の恋愛ストーリーにならないところが本作の見どころ。
世那の方は割と序盤から意識している感じなのですが、葵の方が恋愛経験無しで全く何も気づいておらず、見ていてヤキモキしてしまうシーンも。
世那は世那で応援する方に徹しているため、2人の恋愛関係はなかなか進展しません。
ただ、他の男子を好きなはずなのに世那のちょっとした行動に目を奪われたり、友人として応援しているのに葵の笑顔や変化にドキッとしたり、恋愛に発展する前から思わずニヤニヤしてしまう展開も多数登場します。
そして、イケメンでスポーツ万能でアホな兄も見どころなんです!
本作の主人公は葵と世那ですが、その2人と共に存在感ありまくりなのが兄の樹。
何のとりえもない地味で内気な妹と、スポーツテストではオール10を取るイケメンで人気者の兄。
漫画でこの関係になると劣等感などから不仲になっている事も多いのですが、葵と樹は最初から仲が良く、樹はすぐ葵にかまい始めます。
バスケ部の後輩である世那の事も非常に気に入っており、ある日突然家にまで連れてくるほど。
その際には葵からこっぴどく怒られるなど、まるで兄妹が逆転して弟のようなキャラとなっていました。
さらに葵の事も心配しており、「どうしたら自己肯定感を高くできるか」と真剣に悩みはじめ、突然「恋しようぜ!」「恋のレクチャーしてやるよ!」とバカな事を言いだして葵を呆れさせます。
しかしこの言葉が発端となり、葵は樹と世那のイケメン2人から恋のレクチャーを受ける事に。
その後は少女マンガを読んで研究したり、同級生の男子にグイグイ攻めるようアドバイスしたり。
時には飽きてゲームをしていたり…アホだけど憎めないところが兄の魅力でもあり見どころでもあるのです。
読んだ感想:いかにも少女漫画!という魅力を感じれる作品
主人恋日記の背景や描写などは「まさに少女漫画!」といった感じの作品。
主人公である辻村葵が自分を変えたいと奮闘する姿は、読者に強く共感を与えます。
葵の自己肯定感が低い理由や彼女が少しずつ周囲に心を開いていく過程がしっかりと描かれており、物語に自然と引き込まれる構成になっています。
葵と世那の恋愛ストーリーなのですが、樹の存在感が凄く良い感じでした。
さらに、葵と水沢世那の関係が進展する様子には、胸がキュンとなるシーンが満載です。
特に、世那が葵を思いやる行動や言葉の数々は、現実ではあり得ないほど理想的でありながらもリアルさを感じさせます。
また、二人を取り巻く家族や友人たちも魅力的なキャラクターばかりで、それぞれが物語を豊かに彩っています。
性格が内気な主人公の場合、学校でも家族からも冷たく当たられる展開が多いのですが、作は母親も兄も葵の事を大事に思っており、最初から楽しい雰囲気が漂っているところも良かったです。
そして、この漫画には読んでいて重く感じるような嫌味なキャラクターやストレスのたまる展開がほとんどありません。
そのため、安心して読み進められる点も大きな魅力です。
恋愛漫画によくある三角関係や意地悪なライバルがほぼ登場しないことで、読後感が非常に爽やかです。
総じて「主人恋日記」は青春時代を思い出させるとともに、読者の心を温めてくれる作品です。
主人公たちの恋の行方を応援しながら、癒しとときめきを存分に楽しむことができる一冊だと言えます。
主人恋日記の最新刊は何巻?まとめ
「主人恋日記」は、自己肯定感の低い主人公・葵が恋愛や友情を通して成長していく姿を描いた青春恋愛漫画です。
漫画の最新刊は2025/01/月現在で9巻となっており、次巻の10巻は2025/02~03月に発売される予定です。
読者の共感を呼ぶ丁寧な心理描写と、登場人物たちの温かな関係性が特徴で、ストーリーに自然と引き込まれます。
特に、葵と世那の恋愛模様は甘酸っぱく、読者の心をキュンとさせる場面が満載です。
また、ライバルや嫌味なキャラクターがほとんど登場しないため、ストレスなく物語を楽しめる点も魅力的です。
主人恋日記はまだ完結していませんので、今後の続刊や完結に向けた展開を心待ちにしながら、物語の行く末を見守っていきたい一冊です。