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無職転生ロキシーだって本気ですはなろうで読め完結した作品?

少年漫画

漫画の「無職転生ロキシーだって本気です」はお馴染み「ロキシーを主役にした物語」となっています。

原作ファンにとっても新しい発見や感動を与えてくれる魅力的な内容なのですが、この作品が「小説家になろう」で読めるのか。

そして物語がすでに完結しているのかについて、詳細をご存じない方も多いのではないでしょうか。

この記事では「無職転生~ロキシーだって本気です~」がどのような形で提供されているのか、また現在の連載状況や完結の有無について詳しくご紹介します。

無職転生ロキシーだって本気ですは小説家になろうで読める?

無職転生~異世界行ったら本気だす~は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載され、多くの読者から支持を受けたことで有名です。

 

 

しかし、KADOKAWAから出版されているスピンオフ作品である「無職転生~ロキシーだって本気です~」は、小説ではなく漫画としてのみ展開されています。

そのため、小説家になろうで「ロキシーだって本気です」を読むことはできません。

漫画版「ロキシーだって本気です」は、原作本編で語られなかったエピソードやキャラクターの背景を補完しており、特にロキシーの過去や成長に焦点を当てています。

この作品は、ファンにとって新たな視点で物語を楽しめる貴重な機会です。興味がある方は、ぜひ漫画版を手に取ってみてください。

すでに完結している?最新刊は何巻?

2018年に連載が開始され、2023年に全12巻で完結しました。

最新刊である第12巻では、ロキシーの物語がしっかりとまとめられており、彼女がどのようにして本編の主人公ルーデウスと出会うに至ったかが描かれています。

各巻の発売日・収録話
  • 1巻:2018/03/22(1話~4話)
  • 2巻:2018/09/22(5話~9話)
  • 3巻:2019/03/22(10話~15話)
  • 4巻:2019/10/25(16話~21話)
  • 5巻:2020/03/23(22話~26話)
  • 6巻:2020/08/21(27話~31話)
  • 7巻:2021/01/22(32話~36話)
  • 8巻:2021/09/21(37話~42話)
  • 9巻:2021/12/23(43話~47話)
  • 10巻:2022/07/23(48話~52話)
  • 11巻:2023/01/23(53話~58話)
  • 12巻:2023/08/23(59話~64話)

すでに完結しているため、一気に最後まで読み進められるのも魅力の一つです。

本編のファンやロキシーをもっと深く知りたい人にとって、見逃せない作品と言えるでしょう。

漫画「無職転生~ロキシーだって本気です~」の詳細

あらすじ:ルーデウスと出会う以前の時代

ジャンルは本編の無職転生と同じく異世界ファンタジーとなっており、ロキシーが子供だった頃の話から、ルーデウスの家庭教師として卒業試験を行うところまでの物語が描かれています。

魔大陸にあるミグルド族の村に生まれたロキシーは、純血のミグルド族として生まれたにもかかわらず、ミグルド族が当たり前のように使っている「念話」が使えない特異体質として育ちました。

「念話」とはミグルド族が使っているテレパシーで、基本的にミグルド族はテレパシーを使うため言葉を発したりしません。

そのため言葉を話せる者がほとんどおらず、ロキシーは不便な生活を強いられていました。

ある日ロキシーが外を歩いていると、倒れている旅人を発見します。

初めて見るミグルド族以外の人間にドキドキしながら近づいてみるロキシー。

すると倒れていた女性は立ち上がり、お腹が空いたと言葉を発しました。

旅人の名前はブラッディーカントといい、喋る人の存在に大盛り上がりのロキシーは、毎晩これまでカントが旅をしてきた国の話を聞いて夢を膨らませていきます。

その後ロキシーは魔術も教わりカントを「先生」と呼んで慕い、初級魔法を使えるようになり正式な弟子として認められると、カントともに旅をする決意をします。

しかし弟子になった翌日、ロキシーが目を覚ますとカントの姿は既になく…今後どうなってしまうのでしょうか?

作品の中ではロキシーの魔術の才能や個性的な人柄だけでなく、彼女が直面する試練や成長の過程も丁寧に描かれており、読者に感動を与えます。

冒険ファンタジーでありながら、人間ドラマとしても楽しめる点が大きな魅力です。

特に原作ファンには見逃せない内容となっており、本編を補完する作品としてもおすすめです。

ネタバレ:第1話旅立ち

生まれながらにしてテレパシーが使えなかったロキシーは、外を見る事はあっても外出する事は禁止されていました。

よちよち歩きをし始めた頃も外に興味深々で、少し年上の子供たちと遊びたがっていたロキシー。

しかし両親はテレパシーが使えない事で上手くやっていけないのではと心配し、スペルド族の名前を使ったりしてロキシーを脅かし、外へ出ないように育てました。

そんなある日、ロキシーは好奇心に負けてこっそりと家の外へ出てしまいます。

外にいる子供たちに声をかけて仲間に入れて貰おうとするのですが、子供たちはテレパシーで会話し、返事をしてくれない子供たちを見てロキシーは自分が仲間外れにされたのだと勘違いしてしまいました。

さらにロキシーが仲間に入れず悲しむ母親の姿を見て、自分が悪い子だから母親も泣いているのだと思い込んでしまいます。

そんなロキシーの前に現れたのが、旅人のカントでした。

ロキシーにとってミグルド族以外の人間は初めてであり、自分と同じく意思疎通に言葉を喋る人間を見て大興奮。

ロキシーはカントから外の世界の事や魔術を学び、「先生」と呼んで慕っていました。

しかしそんなカントも突然姿を消してしまい、またもやロキシーは1人きりに。

それから1年間魔術の腕を磨いたロキシーは、外の世界を知るために1人で旅に出るのでした。

仲間

リカリス愚連隊の一員として冒険者を続けていたロキシーは、ある日地下室に発生したネズミ退治の依頼を引き受けました。

簡単な仕事だと思っていたのもつかの間、ディールのうかつな行動で一同は崩れた床から地下へと落下してしまいます。

出口を探しながら道中も仲間内で揉めつつなんとか進んでいると、突如コンフュバットの群れが現れロキシーは咄嗟に火魔術を使おうとするのです。

しかし、ノコパラにぶん投げられて「こんな狭い場所で火魔術を使うのは田舎者がーってレベルじゃねーぞ」と叱られてしまいました。

結局その場はディールの指示通り風魔法を使って乗り切るのですが、出口を間近にして巨大なギルレラットの変異種に出会ってしまいます。

連携の取れた動きで戦うリカリス愚連隊の仲間達でしたが、さらに動きが素早い敵に攻撃を当てる事すらできません。

しかしロキシーの氷魔法で足元を凍らせ、身動きが取れなくなったところでディールの一撃。

ギルレラットを討伐したリカリス愚連隊はそのまま地上へ脱出し、無事に依頼を完了しました。

この戦いをきっかけに、ロキシーは仲間から「お前ぇ」や「田舎モン」ではなく「ロキシー」と呼ばれるようになり、本当の仲間になれたような笑顔を見しています。

それから3年間リカリス愚連隊として過ごしたロキシーは、ランクもFからBにまでアップ。

色々ケンカをしながらも長い付き合いになり、こんな毎日がずっと続くと思っていたのですが…。

見どころ:幼少期のロキシー

本作の主人公はタイトル通りロキシーで、10代の若い頃がメインとなっています。

そのため、本編には描かれていないロキシーの過去が盛りだくさん。

どのようにして魔術を覚えるようになったのか。

ルーデウスの家庭教師になるまでにどんな冒険をしてきたのか。

コミックス12巻分に渡ってかなり深堀されています。

幼少期から10代の駆け出し冒険者時代なども多く描かれています。

本編の余裕たっぷりなロキシーではなく、まだまだ子供っぽく未熟で、周りの冒険者たちに冒険のイロハを教えてもらいながら成長していく姿が見どころです。

リカリス愚連隊

カントが村を去ってから1年後、ロキシーは誰にも告げず村を旅立つことになります。

最初に目指したのはカントから一番近いと聞いていたリカリスの町で、ロキシーはそこで出会ったリカリス愚連隊というパーティーに加入しました。

このリカリス愚連隊はお人好しで正義感の強い人間のディールをリーダーにし、金にうるさい馬人のノコパラや、脳筋の豚人ブレイズとかなり濃い異種族パーティーとなっています。

特にノコパラとブレイズは見た目や口調からして悪人っぽいのですが、実際は仲間想いで見習わなければならないところも多々あり、まだ14歳だったロキシーが仲間と共に少しずつ成長していくところが見どころです。

しかし見習うところよりも仲間同士での言い争いに呆れるシーンが多く描かれており、この当時から苦労人として描かれているところにも要注目です(笑)

レビュー:ロキシーの知られざる一面に心を奪われた冒険譚

無職転生~ロキシーだって本気です~を読んで、まず感じたのは、ロキシーというキャラクターの奥深さです。

原作ありきのスピンオフ作品なので、原作を読んでから読むとより一層楽しむ事が出来ますが、無職転生を全く知らないという方でも十分楽しめる内容だと思います。

本編ではルーデウスの優秀な魔法の師匠という印象が強かったですが、このスピンオフでは彼女の人間的な弱さや葛藤、そしてそれを乗り越える努力が鮮やかに描かれています。

念話が使えないという理由で孤立していた幼少期や、冒険者として世界に飛び出していく際の不安。

それらが丁寧に描写されており、彼女の成長を間近で見守っているような気持ちになりました。

また、物語のテンポも良く、シリアスな場面とコミカルな場面が絶妙に織り交ぜられているため、読んでいて飽きることがありませんでした。

ロキシーの持つ芯の強さや優しさに何度も心を打たれましたし、彼女を支える仲間たちとのやり取りにも笑顔がこぼれました。

絵柄も本編とは少し違う柔らかいタッチで、彼女の可愛らしさがより際立っています。

ミグルド族の特性で見た目は原作とほとんど変わりませんが、未熟なところが多く描かれており、原作では基本的に完璧なロキシーを見て来ただけに、すごく新鮮な気持ちで読む事が出来ました。

一方で、注意したいのは1話の冒頭にとんでもないネタバレがぶち込まれてしまうので、ネタバレが嫌だという方は原作でロキシーと再会する辺りまで読んでから本作を読んだ方が良いかもしれません。

ただし、全体を通して、ロキシーというキャラクターがさらに好きになる作品でした。

彼女の頑張りに触れ、前向きな気持ちをもらえる素晴らしい物語だと思います。

無職転生ロキシーだって本気ですはなろうで読め完結まとめ

無職転生ロキシーだって本気ですは、大人気異世界転生作品「無職転生~異世界行ったら本気だす~」のスピンオフ漫画です。

本編で主人公ルーデウスの魔法の師匠として登場するロキシー・ミグルディアを主役に据え、彼女の過去や冒険や成長を描いています。

原作では語られなかったロキシーの背景が掘り下げられており、特に念話が使えないという彼女の特異性や、それを乗り越えるための努力が感動的に描写されています。

2018年に連載が開始され、2023年に全12巻で完結したこの作品は、原作ファンはもちろん、ロキシーの魅力を深く知りたい新規読者にもおすすめです。

本編を読む前にネタバレを含む可能性があるため、時系列を意識して楽しむとより理解が深まります。

冒険やファンタジー要素に加え、キャラクターの成長や人間関係のドラマが魅力的で、ロキシーの物語は本編を補完する価値の高い内容となっています。

既に完結しているため、最初から最後まで一気に読み進められるのもポイントです。

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