86(エイティシックス)は、独特の世界観と個性豊かなキャラクターたちが織りなすストーリーが魅力の大人気作品です。
その中でも、セオとライデンは戦場で圧倒的な存在感を放つキャラクターとして、多くのファンに愛されています。
セオはチームの支えとなる頼れる存在であり、ライデンはその圧倒的な戦闘力と冷静さで仲間を守る盾として活躍します。
それぞれが持つ強さと魅力は、ストーリーをさらに引き立て、読者や視聴者の心を掴んで離しません。
この記事では、セオとライデンの強さの秘密や、キャラクターとしての魅力を徹底解説します。
彼らが「86(エイティシックス)」でどのように輝いているのか、その理由を一緒に探っていきましょう!
86のセオト・リッカ:スピアヘッドのツンデレ少年
名前 | セオト・リッカ |
民族 | 翠緑種 |
年齢 | 16歳 |
誕生日 | 4月20日 |
階級 | 少尉 |
特技 | 絵を描くこと |
セオト・リッカは身長165㎝と小柄な体型で、華奢な体格をしている事もあってパッと見では男性か女性か分からない外見をしています。
スピアヘッドの中でも特に白系種を毛嫌いしており、ミリーゼに対しても一番きつくあたっていました。
時間がたつごとに少しづつ態度を軟化させていくのですが、性格が元々ツンデレだという事もあり、なかなか素直になれずレーナ(ミリーゼ)とは微妙な距離感のまま過ごす事に。
パーソナルネームはラフィングフォックスですが、機体に描かれている笑う狐のマークは以前配属されていた戦隊の隊長から引き継いだものとなっています。
特技は絵描き
スピアヘッドの使っている機体にはそれぞれのパーソナルマークがあるのですが、このパーソナルマークは全てセオが担当して手描きしています。
絵を描き始めてからそれほど長くたっていませんが画力は非常に高く、作中で何度も登場する豚の姿をしたレーナを描いたのもセオです。
ギアーデ連邦に来てからも絵は描き続けており、戦場から離れていた時間は主に風景画を描いたりしてもしていました。
また、原作でもこのようなシーンを読むことができるので、アニメもいいですが原作もおすすめです。
セオト・リッカの魅力:中性的で子供っぽい性格
セオは16歳なのでシン達と同じ年齢なのですが、中性的で子供っぽい性格や外見が魅力となっています。
アニメでは声優も女性の藤原夏海さんが演じているため、より一層女の子っぽい感じに。
素直になれない子供っぽい性格は若い年代の人が見るとイライラしてしまうかもしれませんが、その大人になりきれていないところが魅力だと感じる方もかなり多くいます。
特に女性からの人気が高い印象で、「カッコ良くてカワイイ」という意見が見られました。
セオト・リッカの強さや能力:三次元機動戦
セオの戦闘方法はワイヤーアンカーを使ったトリッキーな動きが主軸となっています。
空間認識能力が突出しているため、とにかく素早い動きが最大の強み。
市街地戦などではビルなどの建物を巧みに使い、機動戦で相手を翻弄しました。
その反面平地戦は得意としておらず、キリヤとの最終決戦が平地で行われる事から「自分は役に立たない」という理由から途中で敵を引き付ける囮役を選びました。
以上、セオについて紹介してきましたが、トリッキーで迫力のある戦い方とは裏腹に、女の子のような華奢なイメージの強いキャラでした。
序盤はなかなか心を開いてくれませんでしたが、あのツンデレキャラが好きになった人もかなり多いのではないでしょうか?
ツンデレキャラが好きな方は是非注目してみてください。アニメでも注目のキャラクターです!
ライデン・シュガ:スピアヘッドの副隊長
名前 | ライデン・シュガ |
民族 | 黒鉄種 |
年齢 | 16歳 |
誕生日 | 8月25日 |
階級 | 中尉 |
特技 | 料理 |
ライデン・シュガはスピアヘッドの副隊長で、シンの右腕的な存在でもあります。
物語のスタート時点で16歳となっており、シンとは同い年ですが身長は185㎝と大きく、周りの仲間より大人びた雰囲気でスピアヘッドのまとめ役を担っています。
エイティシックスは基本的に白系種の事を嫌っていますが、ライデンは12歳まで白系種の老婦人に匿われていた過去もあり、レーナに対してもそれほど嫌悪感を見せてはいませんでした。
強制収容所から外の世界へ出た時はいち早くシンの異変に気付いており、単独行動が目立つシンに対して注意したり真剣に話し合うシーンも。
こういう場面では他のメンバーが言いたい事があっても一歩引き、ライデンに全て任せる事もあります。
スピアヘッドの生き残り組
ライデンはエイティシックスの生き残り組であり、アニメ23話(最終話)まで生き残っています。
副隊長とリーダーシップのある性格から、なんとなく死んでしまうのではないかとヒヤヒヤさせられる事があったりします。
戦いで至近距離から超電磁砲の直撃を喰らったような描写もあり「間違いなく死んだ」と思われたりもしましたが無事に最後まで生き残るタフさを見せました。
ギアーデ連邦でも変わらずシンを一番傍で支えており、シンにとってもスピアヘッドにとっても無くてはならない存在です。
ライデン・シュガの魅力:スピアヘッドで一番の常識人
スピアヘッドのメンバーはクセの強いメンツが揃っていますが、その中でライデンは一番常識的で話が分かる兄貴分なところが魅力です。
周りの我が強いためぶつかり合ったりバカな事をしたりする事が多いですが、ライデンは基本的に冷静で落ち着いた大人っぽい性格をしています。
しかしレーナが失明の危険を犯してまでライデンと視覚共有した時は声を荒げて怒るなど、シン達と同年代とは思えない大人っぽいところが魅力となっています。
ライデン・シュガの強さや能力
ライデンの見た目やヴェアヴォルフというパーソナルネームから、先頭に立って戦う好戦的なイメージもあるでしょう。
もっと好戦的なシンと永年付き合ってきたため、どちらかというと本命はシンに任せて自らはシンをサポートする火力支援で周りの敵を蹴散らす事が多くなっています。
しかし、キリヤとの戦いでシンが絶体絶命の大ピンチに陥った時には、大怪我と壊れかけの機体で誰よりも早く駆けつけ、時間稼ぎの為だけに単身でキリヤに突撃しました。
コミュ力の高さがある
ライデンはスピアヘッドのまとめ役として活躍していた事もあり、外の世界でもコミュ力の高さを見せています。
ギアーデ連邦に来てから、他のメンバーは最初あまり馴染めずにいたのですが、ライデンは最初からギアーデ連邦の人たちと上手くやっている様子が描かれています。
まるで昔からそこで働いていたように同僚たちと仲良く仕事をしていました。
いわゆるリア充属性が満載で、どこに行っても上手くやっていけるのもライデンの能力だと思います。
以上、ライデンはスピアヘッドのメンバーと同年代にもかかわらず、みんなより年上のイメージが強いキャラでした。
リーダーはシンですが、スピアヘッドの大黒柱といった感じです。
作者自身も一番好きなキャラだというだけあって、嫌味が無く見ていて気持ちのいいキャラとなっているので、
是非皆さんも戦場だけじゃなく私生活でのライデンの活躍にも注目してみてください。
86でアニメの見どころは迫力満点のバトルシーン
エイティシックスのみどころといえば迫力満点のバトルシーンです。
ジャガーノート自体はそれほど突出してカッコいい機体では無いのですが、とにかく動きがカッコいい!
小さい機体で俊敏に動き、遠距離戦から近距離戦まで様々な戦いを見せます。
敵側からは知識を持つ特殊な機体から、超電磁砲を使った派手な攻撃をする機体まで、いろいろなタイプの敵が登場。
1撃被弾するだけで致命傷になりかねない緊迫した戦いが繰り広げられます。
他にもXC-1 ナハツェーラーと呼ばれる、地上数メートルを高速で飛ぶ巨大な飛行機も魅力的。
友人のように接していて愛嬌のあるスカベンジャーのファイドなども登場するので、メカが好きな人は楽しめる作品だと思います。
尻上がりに面白くなっていくストーリー
本作の主人公たちは徹底的な差別を受けており、胸くそ悪いシーンが多数登場し、とにかくある意味で前半は辛いアニメです。
さらに主要キャラと思われるようなキャラが序盤からバンバン戦死していき、序盤は特にめちゃくちゃ重い雰囲気の漂う作品です。
このペースで主要キャラが死んでいったら5話くらいで全滅してしまうのではないかと思ってしまいました。
そんな感じなのでリタイアする人は、3話くらいで視聴をやめてしまうかもしれないのですが…。
1クールの中盤くらいからは犠牲になるメンバーも減っていき、9話を起点にして一気にストーリーが進み始めます。
なのでせめて1クール目の中盤、できれば9話までは重苦しい展開が続いても耐えて貰いたいところ!
2クール目からもドキドキする展開は続きますが、最後は感動のエンディングに繋がっていきます。
9話を起点にしてストーリーは大きく動き出し、前半戦の事もあってハラハラはしましたが途中からは戦死者も一気に減り、最後のシーンでは思わず涙してしまうほど。
「最後まで見てよかった」と思えるアニメです。
86(エイティシックス)のセオとライデンまとめ
セオト・リッカは中性的な外見とツンデレな性格、三次元機動戦の巧みさで注目され、絵描きの特技も持つユニークな存在。
一方、ライデン・シュガは冷静で頼れる副隊長として、戦場でも私生活でも周囲を支える兄貴分的なキャラクターです。
物語は序盤の重苦しい展開から中盤以降一気に盛り上がり、最後は感動のエンディングを迎えます。
これから見てみようと思っている方も、最初は重苦しい展開が続くと思いますが、そこを乗り越えて最後の感動を味わってもらいたいです。